第1回勉強会「抗がん剤で髪が抜けたら」無事終了

6月11日にニューヨークタイムズスクエアにある乳がん・卵巣がん患者支援団体SHAREのメインオフィスで行われた、第1回勉強会「抗がん剤で髪が抜けたら」が無事終了しました。

初めての試みにご協力いただいたスピーカーは、京都大学病院レジデント、先端医療センター総合腫瘍科後期レジデント、愛知県がんセンター中央病院呼吸器内科レジデントを経て、現在はマンハッタンにあるメモリアルスローンケタリングがんセンターでポスドクをされている田中広祐先生、マンハッタン東にあるサロンウェイブからヘアメイクアーティストのしのハーティーさん、FIT経済学助教授、帽子デザイナーで乳がん経験者でもあるキャツ洋子さん。

最初はしのハーティーさんによるウィグのお手入れの仕方やシャンプーの選び方までお話いただき、経験者らの色々な苦労話やよいアイデアなどを伺い、会場はユーモアのある話や驚きの話で笑で一杯になりました。

そしてキャッツ洋子さんのターバンの巻き方の手ほどきは、どのくらいの大きさで、どの様な素材のスカーフを選んだらよいか、髪がない頭にどのようにボリュームを持たせるかなども教えていただけました。

洋服とターバンのマッチングや、もみあげのない部分をどうするかなど、ファッションを高めながら問題を解決すると言う、抗がん剤治療中でも気分が上がる自分の見せ方を手ほどきしていただきました。

最後は田中先生、何故抗がん剤を投与されると髪が抜けるのかと言う質問は、抗がん剤には髪の生える初期の段階を邪魔をする成分が入っていて、今の時点では髪を抜けなくすることと、癌細胞を殺すことのバランスをとる薬の配合の結果と言うことで、ハゲた人の髪の毛を復活させるのと、抗がん剤の投与で髪を失った人が髪の毛を復活させるのとでは毛根の状態が違うようです。

田中先生は肺がんがご専門ということで、乳がんが肺に転移した時の話などでも色々と質問が飛び交いました。

今回の勉強会は後に紙面に掲載していただけることになる様で、今回ご協力いただいたスピーカーさん達の詳しい情報もご紹介されることと思います。

また、今回皆さんにご紹介した資料などは、これからブログに掲載してシェアさせていただきます。

…と言うことで、第一回もの勉強会は好評に終わることができました。

今回はご報告まで、ご参加いただいた皆様、スピーカーの皆様、お越しくださいましてありがとうございました。またJAMSNET様、義援金をありがとうございました。おかげさまでお仕事帰りの皆さんにも落ち着いて勉強会にご参加いただけました。

第2回目の勉強会にお越しになりたい方、遠方にお住みの皆さんには、お電話での参加も可能ですので、ぜひニューズレター登録をcontact@sharejp.orgまでしていただけます様お願い致します。