TIME誌より、半数の女性に乳がん治療の重度の副作用がある

半数の女性に乳がん治療の重度の副作用があ

アリス・パ

2017124

 乳がん治療は多くのがん腫瘍には効くかもしれないが、その代償もある

 ミシガン大学のクリストファー・フリースはじめとした研究者たちが機関紙「がん」に発表した、乳がん治療の副作用に関する最新の研究で、乳がん女性患者の42パーセントが重度の副作用に悩まされていると報告している。副作用の中には、診断後および手術、抗がん剤治療、放射線治療を経験した7ヶ月以内に起こった吐き気や嘔吐、下痢、便秘、痛み、腕の浮腫、息切れ、胸の周囲の皮膚刺激などが挙げられている

 「患者がどう苦しんでいるかということに関しての全体像が医師として見えていない。おそらく診療所では、全体のうちのほんの少ししか見えていない。大変多くの女性が重度、もしくは過度の毒性を報告しているのを目撃しており、大変驚愕である。思っていたより毒性が高く、臨床医としての私に対する、これらの治療が極めて有毒であるという重要な警鐘である。だからこそ、患者が副作用を語る時は注意深く耳を傾ける必要がある。」と、上記の研究の共著者であるスタンフォード大学の医学部助教授アリソン・クリアンは述べている

 このような情報は女性が治療の選択をするのに役に立つ。しかし、異なる民族や経済状況の違いによって、副作用がどれほどひどいのかということに関するデータがほとんどない。専門家によれば、治療に比べると副作用はあまり詳細に語られない 副作用が女性の治療方針の決断を作用するのにもかかわらず、情報の全体像が欠如しているのである。回復はおろか治療を遂行するかしないかという決断にも影響するという他の意味で、こうした副作用が女性の健康に不利に影響するという理解が生まれつつある。この研究では、治療の問題を最も多く報告している女性は、疲労、睡眠障害、痛み、呼吸困難などの身体機能の最低点をも叩き出している

 抗がん剤を受けた女性のうち約29パーセントは副作用がひどいと申告している。両乳房の全摘出を選択した者は、同時にひどい痛みを報告しているのが最も多く(37パーセントに及ぶ)、他と比べると、片方の摘出をした女性では25パーセント、部分切除を選択した女性のうちでは18パーセントにしか及ばない

 がんが両乳房に浸潤する前に取り除いてしまうという両側全摘出は、生存率には必ずしも関係ないというデータが、生存率に関係あるというものよりもあるので、例えば、女性が全摘出か部分切除か決断するのに、この種の情報は有益である。「両側全摘出と重度の痛みは関係あると思っている多くの者は、違う選択をするかもしれない。こうした情報を決断時に知っておくことは重要である。」とクリアン医師は述べている

しかしながら乳がん診断はストレスの多く、情動的な経験であり、治療や副作用の情報の提示の確認と、それを客観的に考えるのは至極の技である。女性の多くが、がん治療はできるだけ早く、攻撃的に治療せねばならないと刷り込まれ、とにかく早く行動を起こさねばと感じる。しかしクリアン医師によれば、たとえ、この研究で扱われる女性のがんの種類である浸潤性がんだとしても、診断後数日中に治療しなければならないということはないのである。医師のほとんどが、患者に数週間か1か月の猶予を与えて、治療の決断をさせる。それでも数人はそれでも期間が足りないと思うかもしれないのだが

情報が即座に伝えられることを確認するのも重要であるとクリアン医師は述べている。この研究で、ラテン系の女性の方が白人女性より30パーセントほど、重度の副作用に悩まされていると判明しており、これは言語の壁か文化の壁が影響して、治療の結果がよくない方向に向かうかもと理解してしまったことに起因しているらしい。「女性が毒性が明らかになるや否や、判定して操っていくよう、それぞれのケースに対応した介入をするよう啓発していく必要がある。それと同時に、治療の選択をするのに最初に役立つ副作用についての情報を伝える方法を見出す必要もある。」とクリアン医師は述べている

 クリアン医師は述べる、「利点とリスクのバランスを注意深く考え続け、患者が最善の治療を決めるのに役立つよう、これらが明確に伝えられることを確かなければならない。」

**********************************************************************************

この文章はボランティアにより翻訳されたものです。専門家の翻訳ではありませんので、腑に落ちないところがありましたら、下記の原文をご参照ください。

http://time.com/4645337/nearly-half-of-women-with-breast-cancer-report-serious-side-effects/