乳がんを引き起こすもう一つの遺伝子PALB2

シェアはパラマウントビルディングの7階にあります。非営利団体が何故此の様な一等地にオフィスを持てるのかと、皆さんがお思いのことと思いますが、ビルのオーナーが寄付としてこの十何年の間、家賃を易くしてくれているそうです。

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昨日久しぶりに英語でのミーティングに参加しました。

いろいろな話しの中で興味を持ったのが8月6日にテレビのニュースで報道され、またニューヨークタイムズなどにも掲載された、今回新しく発見された3つめの乳がんを引き起こす遺伝子 ”PALB2” のことでした。

この記事を持って来た女性は、東ヨーロッパのアシケナジと呼ばれるユダヤ系の血をひく女性。アメリカでは一般に400人から800人に一人が陽性と言われるBRCA1と2の遺伝子が、アシケナジの血をひく女性たちには40人に一人の割合で遺伝子が発見され、乳がんの発症率はその中の8人から10人と言う高いものだそうです。

彼女は乳がんと診断された後に、アシケナジの血をひくために乳がんを発症したかを調べる遺伝子検査をしたところ、結果は陰性。

数年後、もう片方の乳房に別の乳がんが発見され、BRCA1と2の検査をしたところそれも陰性、しかし主治医は陰性でも何かあると言ったそうです。

彼女の主治医は、メモリアル・スローン・キャタリング病院のラリーノートン医師で、とてもフランクに最新の医療事情を話されるノートン医師のセミナーには、私もできるだけ参加しています。

彼女は家族や親戚の多くの女性が乳がんと診断されているのに、遺伝的に何も無いはずがないと思っていたと言っていました。

日本語シェアの中にも母や伯母、従兄弟までが乳がんと診断されているのに、遺伝子検査の結果は陰性と診断され、腑に落ちなく思っていた方たちが少なくありません。PALB2の発見は、その疑問を解いてくれるものかもしれないとおもいました。

http://www.nytimes.com/2014/08/07/health/gene-indicator-breast-cancer-risk.html?_r=0

http://ww5.komen.org/BreastCancer/AshkenaziJewishHeritage.html

愛子