DCIS/非浸潤性乳がんの新たな研究結果

2015年8月21日 乳がん研究のパイオニアであるスーザン ラブ医師のコラム。

DCIS/非浸潤性乳がんは、そのままにしておくとサビのように乳管を破壊し、胸の細胞に入り込み、血管を通って転移し死に至る。それをくい止める為に早期に発見をし治療をする事で、それをくい止める事ができると信じられて来た。

新しい研究結果により、ジャーナル・オブ・アメリカン・アソシエーションがこれを疑問視する結果となった。

カナダの研究グループは、 DCIS/非浸潤性乳がんと診断された108,19人のデータを基に、 非浸潤性乳がんの一般的な治療を受けた女性たちが、その後どうなったかを調査した。

一般的に非浸潤性乳がんは腫瘍として現れるが、さらに多くはマンモグラフィーに石灰化した白い点々として写る。治療法は放射線治療を含んだり含まなかったりの温存手術から、全摘また両側乳房切除手術と様々だ。(腫瘍も無いのに温存手術と言うのも訳の分からぬ話だが、それが一般的である。)女性によってはその後タモキシフェンを5年服用する。その後の治療でアロマターゼ阻害薬を服用するとさらに効果的とされている。このような治療を受けた女性のうち何人が非浸潤性乳がんや乳がんを再発し、どのような治療をしいられたかを調査した。

この新しい調査は女性たちの癌が再発したかを調べたものではなく、何人の女性たちが乳がんで死亡したかを調べた。

治療の方法がそれぞれ違っていても、治療をしなかったケースも、再発をしたケースも、その女性たちの全体的に見た20年後の乳がんでの死亡率は3.3%。乳がん以外での死亡率は5%だった。

なかでも死亡率の高かったのは、35歳前に非浸潤性乳がんと診断された女性たちの7.8%。黒人女性は7%だった。

この結果、 非浸潤性乳がんには2種類在るとされ、一つは乳管内に発症しているが死には到らないものと、もう一つは非浸潤性乳がんではあるが陽性の癌で、すでに転移をしている可能性があるものである。実際に二つ目のものは、若い女性の非浸潤性乳がん患者に多く見られるタイプであった。

黒人女性においては、このタイプは腫瘍として現れる場合が多と思われるが、これに関してはさらに調査をする必要がある。

この研究は 手術、放射線、ホルモン治療と言った方法で、 マンモグラフィーで発見された非浸潤性乳がんに対し、必要以上に治療をしている言える。良く監視をする方法が多くの女性には合っているとも言える。しかしそれを勧める前に、どちらのタイプの非浸潤性乳がんが陽性の癌であるかを見極める方法を生み出す必要がある。

それをするには、より精密な乳管の生体構造を知る必要があるのと、それをイメージ化し、モニターできるような確かな方法が必要で在る。

この研究は確かな事を知るために、これからも研究し続けることの重要性を裏付けたものである。

*この翻訳はボランティアの手で訳され、翻訳のプロのものではありませんので、腑に落ちない部分がありましたら、下記の英文をご参照ください。

http://www.huffingtonpost.com/susan-m-love/are-all-appearances-what-they-seem-new-insights-into-dcis_b_8016528.html