抗がん剤研究者らとのフォーラム大成功!

日曜日に「薬の研究者に聞く、薬がきく仕組みと薬の選び方」と題してフォーラムを行いました。
ゲストに Memorial Sloan Kettering Cancer Center 博士研究員の井上大地さん、Icahn School of Medicine at Mount Sinai 博士研究員の小沼剛さんと園下将大さんをお迎えして始まったフォーラムには、いろいろな職種の方々が「薬」特に「抗がん剤」と言うトピックに興味を持たれて集まった定員の20人。どうなるものかと心配しつつも、ぶっつけ本番で行われたフォーラムは、大変興味あるお話に、参加者と研究者、双方からの活気あるやりとりの中、驚きと大笑いで無事終ることができました。

参加者の皆さんからはこんな声が;

昨日のイベント、とてもよい参考になりましたし、楽しかったです。直接に患者さんと関わりのない研究者の方達のお話とみなさんとのやり取りは、利害関係なしのとても率直なものでしたね。どうもありがとうございました。参加者の皆さんからはこんな声が;
 
今日は、本当にいろいろな事を知る事が出来、本当に有意義で、素晴らしい時間でした。本当に良かったです!!
このような会を開いて頂いて、本当にどうもありがとうございました。
研究者のお話、皆さんがどんなに一生懸命研究されているのか、ヒシヒシと感じ、とても嬉しく思いました。
 
お話もとても楽しく、驚く事も沢山ありました。

敷居が低く、何でも聞ける雰囲気が素晴らしかった。また、先生同士で質問し合ったりしているのも、好感が持てたし、自分達も聞きやすい雰囲気作りに繋がった。

ハエの話が、特に、すごい驚いたし、面白かった。

3名のキャラがいい。大学教授のような、園下さん、猿でも理解出来る説明に感服。エキセントリックで、時にはテンぱる小沼さん、一生懸命さが見えて、サイコー。そして、若いのに落ち着きがあり、且つ、常に笑みを絶やさない井上さん、欠点はあるのか?兎に角、こんな有意義なセミナー初めて。すごいお得感だと思う。

「あんな3人が先生なら、自分達ももう少し勉強が好きになっていたに違いない。」という、話題で盛り上がりました。

三者三様に素晴らしかったです。本当に有難う御座いました。

昨日のは、アメリカの生徒参加型の授業って感じでしたよね。私も色んなセミナーに参加しましたが、昨日ほど、知的好奇心が刺激され、充実したものはないですね。

がん患者参加者さん達は、抗がん剤への拒否感や嫌悪感は副作用で苦しむ度に沸き起こるかと思うけど、でも、その薬は、命を救うという目的で、一生懸命、日夜、研究し、開発しているという姿が見えたことで、納得するみたいなものが生まれてくれたらいいなって思いました。

研究員の皆様も、自分が作った(作る)薬を使う人(患者)の顔が見えることで、取り組み姿勢というか、気持ちが少し変わるのではないでしょうか?

ちなみに、私は、ハエさんに感謝の気持ちが湧いています:)

私の身体の中には地球2週半分のタンパク質の帯がいると、皆で携帯で画像の検索をした時は、人間と言うのは面白いものでできていると思いました。地球2週半分のタンパク質を調べて抗がん剤を作っているなんて、本当に大変なお仕事から抗がん剤は産まれてくるですね...

あの三人の先生方の若々しくみなぎる好奇心、知りたい、聞きたい、話したい姿勢が絡み合って、参加者もついつい前のめり、、って感じが、後ろから見ていて、とても感じましたよ。

研究者の小沼さんは;

 抗がん剤を摂取することへの気持ちをはじめて直に聞くことができました。抗がん剤を作る側の人間にこの気持を聞いたことがある人がどれだけいるでしょうか。もちろん、患者側の意見を聞いたからといって必ずしも良い薬、良い抗がん剤が作れるわけではありません。それでも私はこの意見交換会に参加することで、より良い抗がん剤を絶対に開発しなければならいなと新たに決意することができました。研究や開発というのは、熱い情熱を持ちながら不屈の精神で望むことで成就するものと信じております。その上で、今回の意見交換会の参加者全員が同じ目線で議論を交わせたことは、私にとって非常に貴重な体験となりました。SHARE関係者の方々に感謝しております。大変にありがとうございました。

研究者の園下さんは;

参加者の皆様、日曜日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。正しい知識を持ってがんと向き合っていこうという皆さんのお気持ち、大変強く伝わってきました。皆様が日頃どのような疑問や思いを抱いて治療に望んでおられるかお聞きできたことは、私にとってとても大きな糧となりました。なぜなら、そういった意見こそ新薬開発に最も反映されるべきであると思うからです。限られた時間の中でも、お互いに極めて実りの多い情報交換ができたと思っておりますし、皆様の疑問解決のお手伝いが少しでもできましたなら、これ以上の喜びはありません(本当のところ、皆様の学ぶ意欲を目の当たりにしてすごく気持ちが高揚し、もっと長い時間続けさせていただきたかったくらいです)。 研究というものは、極めて遅々とした歩みです。しかし、副作用・低効果などどんなに難しいと思わる課題でも、今挑戦を続けていかなければいつまでたっても状況を変えることはできません。いつの日か皆様に「あの時ご意見をいただけたおかげでこんなにいいお薬ができましたよ!」と胸を張って言えるように、精一杯努力を続けていきたいと思います。 寒い折、みなさんどうかご自愛ください。またお目にかかれますのを楽しみにしております。最後になりましたが、SHAREの皆様、素晴らしい企画にお誘いいただき本当にありがとうございました。

研究者の井上さんは、

正直に申し上げて、米国でがん治療を受けられた方々にお話するということで、かなりの猛者ばかりいらっしゃるのではないかと身構えて参りました。ですが、皆様が素朴な疑問を直球でぶつけて頂いたお陰ですぐにガードを下ろしてこちらも腹を割ってお話する事が出来ました。日本でも患者さんやコメディカルの方々に講義という形でお話したことは度々ありますが、みんなで話を持ち寄って考えるスタイルはアメリカ的でお互いのモヤモヤを理解する上でベストな方法だったと思います。患者さんが何に不安を感じているのか?薬はどのように開発されていくのか?医者は何を元に治療を決めているのか?双方向で話し合う機会がもっと増えれば医療はもっと幸せな方向に行くのではないか?と考えさせられる機会になりました。最後になりますが、この会を企画されたSHAREの関係者の皆様、ありがとうございました。

私たちはこのフォーラムで、これからもこのような形で医療関係者と患者さんたちがより身近に交流することで、お互いのニーズに答えられるフォーラムを開催して行きたいと思いました。

参加された皆さん、研究者の皆さん、楽しく有意義な時間を共有できたことを感謝いたします。ありがとうございました。

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