乳房インプラントはどれだけ安全か

乳房インプラントはどれだけ安全か、がんとの新たな関連性で知っておくべきこと。

2017年3月23日、午後7時8分

エリザベス・ヴァーネル

 食品医薬品局(FDA)の報告によると、乳房インプラント関連の希少な種のがんによる死亡案件が9つ判明しており、この国で最も人気のある美容整形処置に新たに注目が集まっている。このがんは未分化大細胞リンパ腫(ALCL)と呼ばれ、免疫系に影響を及ぼし、肌やリンパ節、具体的にはインプラントの手術痕被膜に最初に現れることが多い。この種のリンパ腫はまれで、よく使用される滑らかなインプラントを使った患者よりもむしろ、シリコンや生理食塩水を使ったざらつきのあるインプラントの患者に見られる場合が多い。医師によるとこの種のがんは早期発見によって治療可能な場合が多いが、再建手術や豊胸手術を過去に経験した女性は、しこりや痛み、乳房の形やサイズのあらゆる変化に注意を払わなければならない。

 この発見は、ほんの一握りのアメリカ女性にしか影響はないとはいえ、乳房インプラントを検討している者に重要な質問をもちかける。つまり、乳房インプラントは総じてどの程度安全なのか、発がんの危険が高くはならないのか。南カリフォルニア大学ケック医学校の美容外科医兼研究者のアレックス・ウォン医師によれば、「大変安全」だそうだ。長い間使用されテストされてきた歴史がある(現代の人工乳房が最初に開発された1961年以来)ので、この件に関してはかなりの量の研究がなされ続けている。ウォン医師は「どの移植よりもこの種のインプラントが調査され尽くされているそうだ。」と確証している。

 UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ヘルスの乳腺外科であり、過去にはアメリカ乳腺外科協会の会長を務めたこともあるディーナ・J・アテイが「どんな手術であれ合併症は起こる」と注意を喚起するかたわら、(インプラント)機器はその他のがんの罹患率増加に関連はない。それよりも、術後組織が被膜拘縮に起因したり(手術痕がインプラントを収縮する)、シリコン機器の中で破裂することがよくある。更に、どんなインプラント機器でも、再手術は要される。FDAは患者に「乳房インプラントは一生ものではない」と警告している。アテイは「長期に渡れば渡るほど、合併症の危険は高くなる。」と述べている。

 幸いインプラント関連の問題は、機器が取り除かれれば大抵解決する。ウォンによれば、ALCLにもあてはまり、「(手術痕が生成した)被膜とインプラントを除去すれば通常、患者は完全に治癒する。」ただし「このがんは放っておくと致命的になる。」と警告もしている。アテイもウォンもこのFDAの報告が原因で女性にインプラントを思いとどまってほしくはないと認めているが、女性が再建手術や豊胸手術を検討する際リスクを知っておくべきと述べている。

 それでもなおアテイは、インプラントの女性、ひいてはインプラントなしの女性も自覚するよう警告している。「しこりやはれを見逃さない。健康問題を無視しない。不安なら意見を求める。」インプラントの有無にかかわらず、女性全員にとって例年の検査は重要であり、治療中の乳がん患者は検査を最低年一回すべきである(最近診断された患者に関しては年に2回から4回)と述べている。「あらゆる変化を報告する必要がある。」

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この文章はボランティアにより翻訳されたものです。専門家の翻訳ではありませんので、腑に落ちないところがありましたら、下記の原文をご参照ください。

http://www.wearecentralpa.com/news/experimental-breast-cancer-vaccine/683243129