乳がんだとわかりました。さてどうしますか

乳がんだとわかりました。さてどうしますか

ローリー・マクギンリー

4月29日

(写真の下)

放射線医師が小さいがんをも初期に検出できるマンモグラフィーから胸の造影を比較している様子

ミシガン大学の内科医スティーブン・キャッツはどう医学的決定がなされるかを研究している。十数年以上も前から、患者と医師が診断について話し合い、決断に至る過程を理解するため、10000人の患者とその医師を調査している。

キャッツは「特に女性は色々話してくれた。」様々な選択肢を分類するのは「紛らわしいし、難しいそうだ。」と言っている。研究結果から引き出したことを生かして突然乳がんと対峙しなければならない女性に提案をしている。毎年アメリカの25万人以上の女性が乳がんの診断を受けている。

治療の決断は医療の緊急事態ではない

決断をするということは複雑で、なれ合いのことではない。様々な専門家にも初めて会わねばならない。新しい医師に会った最初に最終決断を早まってしないこと。少なくともあと一度会うように。たくさんのことを抱えている状態で、早急に直観で下した決断は特に良くない。すべての選択肢を十分考慮しなかったかもと後に後悔させられる。必要もないのに膨大な治療に心が傾く可能性もある。

医師を巻き込むこと

がんの脅威に対する強烈な反応が、医師との対峙を妨げるということを患者は理解する必要がある。決断への道筋をたどる助けを医者に求めること。5つの基本的な質問を聞くこと。選択肢は何か。それぞれの利点と危険性は。その度合は。どれをどういう理由で勧めるか。次はどうするのか。

医師と会う際は誰か連れていく

パートナーでも、母、姉妹、娘でも、教会の知り合いでもいいから、医師に会う時に誰かを連れて行った方が良い。がんの脅威に直面しているのに、質問を全部考えるのは不可能。ほかの人間が質問をしてくれたりメモを取ってくれたりすると、大変助かる。

医師に勧めることを要約してもらう

毎回これを頼んで、携帯で会話を録音しておくと、後でわからなくなったときに再生して聞き直せる。

次期臨床経過観察と調整を予期

医学的決定と治療の過程は複雑で、たとえ医師が病気になってとしても、このシステムに困惑する。患者が次のステップに自信があって、経過観察を見越した実践がなされるのが非常に重要である。

セカンドオピニオンを得る

治療に多少でも不確かな点があれば、セカンドオピニオンを得ること。医師も勧めるし、場合によってはセッティングもしてくれる。セカンドオピニオンは治療方針の確認にもなる。

副作用を克服する方法を知る

乳がんと診断された女性は最初は健康なのに、医師が治療するために病気にさせるのである。これは辛い。こんな不便や抗がん剤、手術や放射線の副作用が仕事や過程を犠牲にする。殆どの女性が診断時には仕事しているが、治療中には仕事を休み、場合によっては治療後も長期休養の危機を抱えている。医師とスケジュールを相談し、仕事先と多難な治療方針について話し合い、人生のこの時期を乗り切るためにサポート・グループ(患者会)を探すこと(医師と医療チームが探すのを手伝ってくれるはず)。家族とも話し合い、支えてもらうこと。

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この文章で腑に落ちないところがありましたら、下記の原文をご参照ください。

https://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2017/04/29/you-just-learned-you-have-breast-cancer-whats-next/?utm_term=.73a5be4dd146