コントラストマモグラフィー

数日前一年に一回のマンモグラムをメモリアル・スローン・キャタリング・キャンサー・センターで受けてきました。

昨年のマンモグラムでデンスブレストと言われ、パンフレットを手渡され主治医に相談をするようにと言われました。デンスブレストとは乳腺が貼っていて、脂肪の少ない乳房(高濃度乳腺)のこと。アメリカではデンスブレストの人にはそれを伝える事が義務づけられているようです。

検診の時その事を伝えると、”ではコントラスト・マンモグラフィーをしましょう” と言われ、MRIで使用する造影剤を投与すると腫瘍がある場合に、はっきりと見えるようになるとのことでした。

マンモグラフィーの前日、病院から電話があり朝何も食べないように、そしてマンモの後にソノグラム(エコーグラム)をしますと言われました。これは今までの通常のマンモグラフィーを受ける時には無かった事です。

当日、通常のマンモグラフィーの写真とコントラスト(造影剤)を投与したマンモグラフィーの写真を隣り合わせにした写真を見せてもらい、コントラストを投与してからマンモグラフを受けた場合の映像の違いは一目瞭然。このテストに参加しますと書いた書類にサインをしました。そこで初めてこの方法がまだテスト段階である事が分かりました。

そこで色々と質問をしましたところ、この方法は数年前にFDAからの承認を受けていて、今は一般的な方法として使用出来るかどうかを見極めているとのことでした。

CTスキャンに使用するコントラストを使うと言われ、昨年はMRIのコントラストを使用すると言われたが、なぜ変ったのかと聞いたところ、MRIのコントラストにアレルギー反応を起こす人が決行いることと、CTのコントラストの方が患者の身体にずっと優しい事が分かたので、今はCTのコントラストを使用しているとのことでした。

CTのコントラストにアレルギーが在る場合はMRIのコントラストが使えると言うことでもあると説明されました。

MRIはコストが掛かり過ぎて患者の経済的な負担が大きいのと、謝って腫瘍があると診断されることが多いので、 これから数々のテストの結果でこの方法が一般的な乳がん検査として使用が決まった時は、MRIとソノグラムの変わりにもなるのではと思われているとも言われました。

そしてマンモグラフィーをする部屋に行き、フランス出身のテクニシャンの女性が、フランスでは自分が覚えている限り、9年前からこの方法が取り入れられているとの事でした。コントラストを投与してくれた看護士さんに、アメリカはFDAの許可が下りるのに時間が掛かりすぎると言っていましたが、日本はアメリカはFDAの許可の降りるのが早いと言っているので、日本はフランスから比べると10年以上違うわけでしょうか。

コントラストは投与された瞬間に背中が熱くなったり、フワっとしたりしますよと言われ、あれよあれよと言う間に背中から体全体が一瞬熱くなり、フワっとしたままマンモグラムが撮られ、スクリーンのチェックが終って腕に刺さったままだった注射の鍼も抜かれて、次はソノグラムへ...。

ソノグラムの部屋では、身体に塗るジェルが一肌の暖かさで感激!今までは何時も”冷たいですよ” と言われながら冷やっとしたジェルを塗られていた。テーブルの上にはお酒なら熱燗かぬる燗かと言った具合のジェルの保温期が置いてあった。(笑)

結果は良好、腫瘍の様な物は何も見つからずまた来年お邪魔する事に...。

次の日、また病院の担当看護士から電話が入り、妙にフレンドリー。”臨床テストに参加してくれてありがとう” とのこと...勧めた時は臨床試験だなんて言っていなかったでしょう...。

私は自分で参加出来る臨床試験は死なない限り参加したいと思っているので、最初から言ってくれればもっと勉強して行ったのにとも思ったけれど、皆がみんなそう思わないから、こんな風にでもしないとデータは集まらないのかとも思った次第。

メモリアル・スローンはデータで動いている病院と思っている人も多いし、確かにそうかも知れない、でも医師、看護士、テクニシャン、従業員の全てのベッドサイドマナー(患者から見た病院側のマナー)の良さは検診に一回言ってみれば、日本語プログラムの仲間も他の病院から比べた場合の違いは一目瞭然と口をそろえて話す。

また一つ新しい経験をしてきました。

愛子

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